ニキビ跡がなかなか治らないというような場合、皮膚科などの医療機関での治療が効果的な場合があります。
出来てしまったニキビ跡の状態によっては、治療に時間がかかる場合もあるようですが、ニキビが頻繁に繰り返し出来てしまうような方や、ニキビ跡が残りやすいような方は、自己流で行うケアよりも効果がありますから、一度受診されてみてはいかがでしょうか。
医療機関で行われるニキビ跡の治療として私はやはりブルーライト(LED)をおすすめしたいのですが、医療機器としての備えがないところもあります。ここでは一般的なものをご紹介しておきましょう。
外用薬や内服薬などで治療を行うのが一般的で、外用薬としては、抗生物質が配合されたものが処方されます。抗生物質には菌を退治し、炎症を抑えるという効果があります。
また、ニキビ跡に効果のある抗生物質を、外用薬ではなく、内服薬として処方される場合もあります。
ただし、内服薬として抗生物質を服用する場合、長期的に使用するのはあまり好ましくないものなので、ニキビ跡が残りやすいような状態の悪いニキビが出来やすい時だけのように、短期的な治療として利用されるのが一般的です。
抗生物質と併用して処方される内服薬として「ビタミン剤」が挙げられます。
お肌を美しく保つために必要な「コラーゲン」を作りだすために欠かせない「ビタミンC」や、ニキビの原因となる皮脂の分泌をコントロールしてくれる働きのある「ビタミンB2」などが処方されることが多いようです。
あと美容皮膚科などで行われるケミカルピーリングもニキビ治療にはおすすめです。古い角質を除去することでターンオーバーを促す効果があるからです。
医療機関でニキビ跡の治療を行う場合、自宅でのケアにも注意が必要です。
治療の効果を十分に発揮するためにも、自宅でのケアについてもきちんを指導を受けてから行うようにしましょう。