固定資産税とは？
不動産を所有している場合に課税される税金であり、土地や建物などの不動産に対して納税する必要があります。
不動産を保有している限り定期的に支払わなければならず、毎年の1月1日を基準に不動産の所有状況が判断されます。
参考ページ：不動産購入時の固定資産税・都市計画税についての軽減措置等を解説！
固定資産税の計算方法
固定資産税の計算方法は、建物と土地で異なります。
建物の場合は「課税標準額（= 固定資産税評価額）」を計算し、建物の評価額に1.4％をかけたものが課税標準額となります。
土地の場合は市町村によって計算方法が異なり、特例が考慮される場合もあります。
特例が適用される場合、土地の評価額に応じた調整を行い、それに1.4％をかけて課税標準額を求めます。
なお、固定資産税の税率は市町村によって異なりますが、一般的な標準税率は1.4％です。
固定資産税の評価替え
評価替えとは、建物や土地の固定資産税評価額を定期的に見直す制度です。
建物にかかる固定資産税評価額は、3年ごとに見直しが行われます。
評価替えによって不動産の価値の変動に応じて課税額も変わるため、所有者は評価替えによる影響を把握しておく必要があります。
評価替えの結果に基づいて納税通知書が送られてくるため、正確な評価替えが重要です。