虫の死骸が付着すれば、外装や内装が傷つく恐れがあります。
虫が付いたまま放置すると、死骸から漏れる酸性の体液が汚れに変化し、なかなか落ちなくなりますので、早めに対処する必要があります。
特に強い腐食性を持つ虫の体液は、車の塗装面を侵食します。
その結果、汚れが塗装に染み込んでしまい、洗車では取り除くことができません。
塗装面を研磨し削る必要があるため、修復が困難になります。
同様の理由から、内装にもシミが残る可能性があります。
自動車の内外を問わず、虫の死骸は早めに除去することが重要です。
また、フロントガラスに付着した虫や車内に侵入した虫は、運転に支障をきたします。
運転中に視界が妨げられてしまうと、安全な運転ができません。
虫がガラスに張り付いたり、顔の周りを飛び回ったりすることで、ドライバーの集中力が低下します。
したがって、これらの虫を早めに処理することが重要です。