住宅ローンの種類とその特徴

住宅ローンの種類とその特徴
住宅ローンの種類とその特徴について詳しくご説明します。
住宅ローンを選ぶ際には、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
まず、民間銀行の住宅ローンには以下の3つの種類があります。
1. 全期間固定金利型： このタイプの住宅ローンは、契約時の金利が返済終了まで一定で変わりません。
返済金額も一定になるため、将来の返済計画が立てやすく、安心感があります。
2. 変動金利型： 変動金利型の住宅ローンでは、金利が半年ごとに見直されます。
そのため、金利の変動に応じて返済金額も変動します。
金利が低い時には返済額も低くなる一方で、金利が高い時には返済額も高くなる可能性があります。
3. 固定金利選択型： このタイプの住宅ローンでは、一定期間、契約時の金利を固定することができます。
例えば、5年間は金利が固定されるといった具体的な条件を選ぶことができます。
金利が安定している一方で、柔軟性には欠ける点に留意してください。
また、フラット35という制度もあります。
これは民間金融機関が融資し、住宅金融支援機構が買い取り、証券化する制度です。
フラット35は全期間固定金利であり、繰り上げ返済手数料もかかりません。
将来にわたって安定した金利で借りたい方には、フラット35が適しています。
さらに、財形住宅融資という融資制度もあります。
この制度は、勤務先の会社で財形貯蓄を1年以上していて、残高が50万円以上ある場合に利用できます。
財形住宅融資の借入金利は1％前後（5年固定）で、最大で4,000万円まで借り入れることができます。
長期的な住宅購入を考えている方に適しています。
最後に、銀行を選ぶ際のポイントについてご説明します。
都市銀行（メガバンク）は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などが該当します。
これらの銀行は全国各地に支店を展開しており、非常に信頼性が高く、低金利の住宅ローン商品を提供しています。
一方で、地方銀行は地域に根付いた営業を行う金融機関で、支店数は少ないものの、中小企業や個人融資に力を入れています。
参考ページ：住宅 ローン 銀行選びって何を基準にどうやって選べばいいのか解説！
地方銀行の住宅ローンは都市銀行とは異なる審査基準があるため、一部の人々は都市銀行と地方銀行の両方に審査を出して比較することもあります
地方銀行では、一般的な都市銀行と同様の住宅ローン商品を提供しています。
しかしながら、審査基準には少し違いがあることもあります。
地方銀行の審査には、都市銀行にはない独自の基準や要件が設けられています。
そのため、一部の方々は両方の銀行に住宅ローンの審査を出して比較することを選択しているのです。
これにより、どちらの銀行での審査が自分にとって有利な条件で進められるのかを見定めることができます。